アナログのクレーンスケールは、今でも使う?
クレーンスケールと言うと今ではデジタルが主流ですが、以前はバネばかりのアナログのものが使われていました。
一昔前のお店ではよく使われており、今でも昔ながらの商店街の小さなお店などではいまだに現役で使われていたりします。商品をぶら下げるとバネの音がして、円盤状の目盛りの上を針が時計回りにくるりと回るのが、ノスタルジックな雰囲気をかもし出しています。
アナログ式のクレーンスケールは、目盛りを読んで量るため、見る人によっては微妙な誤差が出てしまいます。またバネを使用しているため、載せたときに振動が起こり、針がゆれて目盛りが読みづらいことがあります。
一方、デジタルのクレーンスケールだと重量が数字で表示されるので、見やすいと言う利点があります。その反面、揺れによって誤った測定結果が出てしまうこともありますので、「揺れ対策機能」があることが非常に重要になってきます。
(当社の1000kgのタイプ以上には、揺れ防止機能が付いております。)
また、最大秤量が同じであれば、デジタルのもののほうが大きさも小さく、重さも軽いことが多いです。
最近は重量に対してシビアなチェックが求められることもあり、より正確なデジタルのほうに人気があります。
そのため、アナログのクレーンスケールも販売はされていますが、今ではあまり売れ筋の商品ではありません。
デジタルのクレーンスケールの低価格化もあり、アナログのものはどんどん姿を消していっています。
現在も使用されているアナログのクレーンスケールは、以前からあるものを大切に使用しているものか、電磁波が強いなどで電子機器が使うことが出来ない場所ぐらいになってしまいました。
時代の変化により、世の中で必要とされているものが変わってきています。
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