クレーンスケールは、どんな位置づけなのか?
クレーンスケールははかり全体の中で、どういう位置づけにあたるのでしょうか?
このページでは、はかりのルーツについて触れながら、クレーンスケールについての理解を深めて頂きたいと思います。
重さを量る「はかり」というと、一番身近で思いつくのは体重計ではないでしょうか?
あとは、精肉店などにあるはかりや台所にあるキッチンスケールなどが挙げられると思います。
これらは台ばかりと言われ、最近はデジタル化されて小型化していますが、もともとはバネばかりの一種なのです。
バネばかりは18世紀に開発され、ぶら下げる事によるバネの伸び率を量ることにより、重さを量ることが出来るもので、当時としては画期的なものでした。
それまではほとんどが天秤ばかりで、天秤ばかりの他に量りたいものと同じ重さのオモリが必要で、携帯性がなく非常に不便でした。
ですから、携帯性に優れるバネばかりが飛躍的に普及しました。
しかし、バネばかりは携帯性には優れていたのですが、引っ掛けて使用しなければなりません。
そこで、バネを逆にして縮む率を量ることにより重量を量る、台ばかりが発明されました。
はかりと言うとたくさんあるように思われますが、重量を測るはかりは、「天秤ばかり」と「バネばかり」の2種類に分類されるのです。
そして、クレーンスケールのようなタイプの秤は最近になって登場しました。
クレーンスケールは電気伝導素材による電気抵抗の変化により重量が測れるタイプで、最近では秤の大半を占めています。
精度もバネに比べて飛躍的に上昇しているため、いたるところで活躍しています。
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