クレーンスケールの表示
科学の進歩により、あらゆるものに対して「電子化」・「デジタル化」が進んでいます。はかりの世界でもデジタル化が進んでおり、バネを使ったキッチンスケールや体重計は少なくなってきました。特に体重計などは多機能になっており、同時に体脂肪が計れるだけでなく、肥満度を表すBMIを計測したり、WiFi機能を使って体重を量ったら自動的にパソコンに「体重・体脂肪・BMI」を記録までしてくれる体重計まであります。
昔ならば円盤に重量が記載されていて、重くなるほどくるりと回って最大計測重量を越えると針が動かなくなってしまっていたものが、7セグメントを使用した「デジタル文字」で表示されるのが普通になっています。
クレーンスケールは、乱暴に言うと「電子化されたバネばかり」なので、ほぼ100%デジタル文字で重量を表示します。クレーンスケール本体に重量が表示されるのですが、その場合少し困った事になる場合があります。
クレーンスケールの本体が目の高さにあれば読み取りやすいのですが、大型の重量物になると高さがあるため高く吊り上げるため、「クレーンスケール本体が頭上のはるか上にある。」と言った場合も珍しくありません。
もちろん読み取りやすくするため、文字を大きくしたり、黒地にはっきりした赤色の発光で表示したりしていますが、遠すぎて見えなかったり、吊り下げた物自体が邪魔で見る事ができなかったりすることがあります。
そのため、デジタル表示の大きさや見やすさなども重要なポイントになってきます。
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