工場で活躍するはかりと、クレーンスケール
工場などで、重量を量る必要がある業種である場合、使用するはかりは大きく分けて3種類に分けられます。
一番大型になるのが「台貫」や「トラックスケール」と呼ばれるトラックごと重量の量れるはかりになります。トラックごと量るので、敷地に大きな設備が必要となるのと、高価であること、またメンテナンスや2年ごとに正しく量れているかどうかの検査が必要なため、設置している会社は多くないです。
次に一般的に見られる台ばかりがあります。馴染みのない方には、「体重計の巨大なもの」と言った方がイメージしやすいと思います。台ばかりだと乗せるだけで計測できるので、手軽ではあるのですが、木材や鉄筋などの長さがあるものは、台ばかりに乗りきらないため、100~200kgまでの工作物や箱型のものの計測に向いています。
3つ目は、「クレーンスケール」「デジタルホイストスケール」「電子吊りはかり」と呼ばれる「吊って量る」タイプのはかりです。台ばかりも用途に応じて、最大計測重量にバリエーションがあるのですが、クレーンスケールの方が、それを上回る種類があります。
一番小さなものは最大計測重量が1kgものから、大きなものは50tを越えるものでも量れるものまであります。
一般的には目に触れることが少ないはかりですが、業務用ではクレーンスケールが多く利用されています。
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