クレーンスケールの使用の注意
便利なクレーンスケールなのですが、使用する上で注意しなければいけない事があります。
必ず、クレーンスケールと量りたい物の重量に耐えられる、クレーンもしくは支柱を用意しなければいけません。落下による事故が一番危険であるため、購入の際には必ず設置場所の強度が確保できているか確認しましょう。
次に場所の確保です。クレーンスケールはコンパクトであるため、本体自体は両手で抱えられるくらいの大きさなのですが、量るもの自体がかなり大きい場合があるので、周りのスペースに余裕がないと、吊り上げ時に周りのものに引っかかったりして危険です。
そのほかに、引っ掛けるときに、正しく引っかけなければいけないことです。
計測物を直接引っかける場合は、滑り落ちたり、引っかけた部分が自重で裂けないように気をつけなければいけません。板の四隅に紐を通したものを利用して重量を量る場合は、バランスが崩れないよう、真ん中に重心をとるように置かなければいけません。
一番の注意点が、風に弱い点です。吊り上げて重量を計測するため、揺れていると正しい重量が量れないだけでなく、荷崩れして大きな事故を招く原因になります。
正しく使えば便利で安全なデジタルクレーンですので、事故が起きないように使用しましょう。
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