クレーンスケールで体重を測定する
吊りばかりの一種であるクレーンスケールですが、意外な使用方法をされている場合があります。
通常ならば工場や農家・流通市場で、資材や農作物・荷物などの計量に使われているのですが、体重を量るのに使われています。
体重を量るのには、一般的には「体重計」と呼ばれる台ばかりが使われるのですが、牛やいのしし・ぶたなど畜産の体重を量るときには、クレーンスケールを使用する事が多いです。
これらのものを体重計で量ろうとすると、抱えるか担いで人間が載るかしないと安定しないため量りづらいのと、あまりにも大きいと乗せることすらできない場合があります。
他にはペットの重量を量るのに使われている方もいます。台ばかりだとペットが逃げたり、暴れたりするため正しく量れなかったり、大型犬だと抱える事もできず体重計にも乗り切らないため、使用する方がいます。
猫が風呂敷包みの袋に入れて計測したり、グレートピレネーをベニヤ板を敷いたシーツで作った吊り袋で体重測定している愛猫・愛犬家を見る事があります。
変わった使い方では、人の体重を量るのに使っている場合もあります。一度アフリカの辺境医療の特集で、新生児や幼児の体重をクレーンスケールで計測しているのを見て、「なるほど!」と感心しました。
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