クレーンスケールの利便性
クレーンスケール(電子バネばかり)は、一般家庭では使われる事が少ないため、見た事がない人の方が多いかもしれません。
「はかり=台ばかり」と、台の上に物をのせて量るタイプのはかりを連想されますが、農業・漁業・林業・製造業などで幅広く利用されており、これらの業務に従事している人には逆に馴染み深い場合もあります。
家庭用とは違い、業務用ではキロ単位で計測される事がほとんどで、大型のものになると、5トン以上の物まで量れるはかりが必要となります。
そうなると、それほどの重量が量れる台ばかりは、大型で高価なものが多いです。トラックごと量れる台ばかりなどは価格が100万を越え、またトラックより大きい敷地がいるため、狭小の工場などでは設置が現実的ではないです。
しかしクレーンスケールは、その重さに耐えられる支柱があれば、吊るすスペースさえあればよいので、コンパクトに収まります。しかもクレーンスケール自体も小型のため、使用しないときにも邪魔にならず、クレーンに吊り下げる場合は容易に取り外す事もできるため、利便性にとても優れているのです。
クレーンスケールは、最大重量100kg程度量れるものから、50t以上まで量れるものまで、幅広く種類があるため、使用目的に応じて選択することが必要です。
- はかりの中での位置づけについて
- はかりの歴史について
- バネはかりの種類について
- デジタルクレーンスケールと釣り
- 資材の測定での活用方法
- 重力と誤差について
- 輸出の場面での活躍
- 実は、趣味でも活用されている!
- 林業での活躍
- 台ばかりとの利便性の比較
- 貿易の際での活用
- 水族館での活用
- モータースポーツでの活用
- どんな場所でも、測定できる!
- 使用する際の注意点
- 工場とクレーンスケール
- 体重も測定できる?
- デジタルの表示について
- クレーン車に装備されていることも・・・
- クレーンスケールと漁業
- クレーンスケールと台貫の比較
- クレーンスケールと農業
- クレーンスケールと自動車部品
- クレーンスケールの使用の注意
- レンタルと購入の比較
- アナログのクレーンスケールは今?
- 吊り秤には、どのような種類のものがあるのか?