クレーンスケールの大きな利点
吊りばかりの一種「クレーンスケール」ですが、一般的によく見られる台ばかりよりも優れている点がたくさんあります。
まずは平地でなくても使えることです。台ばかりは水平な地面の上に設置しなければ正しい測量ができないのですが、クレーンスケールは吊れればよいので、下の地面が水平である必要はありません。
次にコンパクトである事です。台ばかりは重量物を量るものになるほど大きくなり、台ばかり自体が畳1畳ほどもある大きさのものもあります。その点クレーンスケールは吊り下げるタイプなので、5tほど量れる大型のものでも、電子レンジより小さいものがあります。
また、移動性に優れている点も魅力があります。上記でも書きましたが台ばかりの大きなものは動かすのが難しく、商品によっては動かす事すら出来ない物もあります。しかし、クレーンスケールは、クレーンに吊って使用することを前提としているため、最大計測重量が同じ台ばかりと比べてはるかに軽いことが多いです。
後は、計量が容易である場合が多いです。台ばかりだと、台ばかりのところに量りたい品を移動させなければいけないのですが、クレーンスケールであれば逆にもって行けば量れます。特に工場などで移動式クレーンが天井に設置されていれば、工場中のどこであってもすばやく計量できるため、とても便利です。