野菜の栄養・栄養素|ごぼう(ゴボウ)

体によい食べ物

ごぼう(ゴボウ)の栄養・栄養素

食物繊維の量は野菜の中でトップクラス。
水溶性食物繊維イヌリンや不溶性食物繊維リグニンがバランスよく含まれています。
これらは便秘を防いで腸内の有害物質を排出させる働きをもちます。

皮の部分に独特の香りやうま味があるので、皮をむき過ぎないようにしましょう。
ポリフェノールが多く、切り口が空気に触れるとポリフェノールオキシダーゼのはたらきにより褐色に変色します。切ったあとは水か酢水につけ、うま味が流れ出ないように短時間で取り出します。

旬:11~1月、4~5月
種類:新ごぼう
選ぶポイント:ふっくらして太さが均一。ひびがなくひげ根が少ないもの。
保存方法:泥つきは新聞紙にくるんで冷暗所へ。洗ったらポリ袋にいれ冷蔵庫へ。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カルシウム:46mg
マグネシウム:54mg
鉄:0.7mg
銅:0.21mg

カロリー 65kcal/100g

栄養と健康効果

ごぼうは水溶性食物繊維イヌリンや不溶性食物繊維リグニンがバランスよく含まれています。
豊富に含まれる食物繊維は、便秘解消、整腸、発がん性物質の排除に効果的です。
また血糖値の上昇を抑制する働きや悪玉コレステロールを体外へ排出させたりする作用もあり、糖尿病や脂質異常症、がんなどの生活習慣病予防にも効果が期待されています。

動脈硬化予防・大腸がん予防・糖尿病予防におすすめです。

その他

近年、食物繊維による健康効果が知られ他国でも食べられていますが、ごぼうを主に食べるのは、世界でも日本や台湾だけといわれています。
中国では、もともと利尿作用がある薬草として扱われていました。

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