野菜の栄養・栄養素|ブロッコリー

体によい食べ物

ブロッコリーの栄養・栄養素

ブロッコリーは、キャベツやカリフラワーの仲間で、キャベツが変異した品種です。
無数のつぼみは栄養の宝庫で、ビタミンCはいちごの2倍、100g食べればほぼ1日の摂取量がまかなえるほどです。その他、β―カロテン、葉酸、食物繊維も豊富です。

ブロッコリーに含まれる特有成分スルフォラファンの抗がん作用で一躍有名になりました。
胃潰瘍の原因となるピロリ菌を抑制する働きもすぐれています。

旬:11~3月
選ぶポイント:つぼみがかたく中央がこんもりし、茎がみずみずしいもの。
保存方法:さっとゆがいてポリ袋に入れ冷蔵庫か冷凍庫へ。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:360mg
ビタミンA(β―カロテン):800μg
ビタミンB2:0.20mg
葉酸:210μg
ビタミンC:120mg
食物繊維:4.4g

カロリー 33kcal/100g

栄養と健康効果

野菜の中でもビタミンCの含有量はトップクラス
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌荒れやしみ、そばかすなどの肌トラブル解消に役立ちます。また血管を丈夫にして、免疫力を高め風邪予防や、疲労回復に役立ちます。

β―カロテンも多いのでビタミンCとともに抗酸化作用で老化防止やがん、動脈硬化予防も期待できます。

葉酸と鉄も豊富で、貧血予防に役立ちます。また豊富な食物繊維は便秘の改善にも有効です。

ブロッコリーの特有成分スルフォラファンは、抗がん作用があるほか、胃潰瘍の原因であるピロリ菌を抑制する働きも優れています。
粘膜組織の生成や修復を促すビタミンUとともに胃腸を丈夫にし、虚弱体質改善にも役立ちます。

便秘・胃潰瘍・動脈硬化・ガン予防などにおすすめです。

その他

ブロッコリーの豊富なビタミンCは水溶性なので、ゆで時間は短くするなど手早く調理する工夫が必要です。
保存中にもビタミンCは失われるので、出来るだけ新鮮なものを選び、早めに食べきるのがよいでしょう。
シチューなど汁ごと食べられる料理は、効率よくビタミンCを摂取できます。

現在地:トップページ体によい食べ物