野菜の栄養・栄養素|はくさい(白菜)

体によい食べ物

はくさい(白菜)の栄養・栄養素

白菜は、95%が水分ですが、代謝を促進するビタミンB1・B2・C、カリウム、リンなども豊富です。
煮たり炒めたりするとカサが減るので、一度にたくさん食べることができるのも特徴です。たっぷり食物繊維を摂ることができるので、腸の活動を促し、便秘解消にも役立ちます。

外側の葉、厚みのある軸、内側のやわらかい芯というように、部位により味わいが異なるので、持ち味を生かして使い分けられます。
特に芯の部分には、旨味成分のグルタミン酸が詰まっているため、煮込むと甘い美味しさが引き立ちます。

旬:11~2月
選ぶポイント:白い軸にツヤがある。ずっしりと重く葉が綺麗な緑色で斑点のないもの。
保存方法:新聞紙にくるんで冷暗所。夏は野菜室へ。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:220mg
カルシウム:43mg
ビタミンC:19mg
食物繊維:1.3g

カロリー 14kcal/100g

栄養と健康効果

白菜は、水分が多く低エネルギーですが、バランス良くビタミン、ミネラルも含みます。

カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄する働きがあり、血圧を正常に保ち、高血圧予防に有効です。
ビタミンCは免疫力を高め、風邪予防や疲労回復に効果があります。
やわらかい食物繊維も含んでいるので、腸の活動を活発にし、便秘改善にも役立ちます。

また、白菜の生組織を傷つけると抗酸化作用や抗血栓作用のある機能成分イソシオシアナートを生成するので、細胞の老化やがん、動脈硬化や糖尿病の予防にも役立つといわれています。

風邪予防・便秘解消・高血圧予防などにおすすめです。

その他

外側の葉と芯に多く含まれるビタミンCは水溶性なので、汁ごと食べられる調理法がおすすめです。
炒め物にとろみをつけると煮汁ごと食べられるので効率的です。

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