チーズ
乳やバターミルク、クリームを乳酸菌で発酵させ、または酵素を加えてできた凝乳から乳清を除去し、固形状にしたものです。チーズは「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の大きく2つに分類されます。
ナチュラルチーズは、その種類ごとに特有の製法で作った乳酸菌が生きている、自然のチーズで、7つのタイプに分類できます。
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを一度加熱して溶かした後、いろいろな形に成型し包装したもので、保存性が高く、いつ食べても同じ味が楽しめます。
保存方法:乾燥を防ぐため、ラップで切り口を包んで密閉容器に入れ、野菜室保存。
種類:ナチュラルチーズ(クリームチーズ モッツァレラ カマンベール ゴーダなど)
プロセスチーズ(スライスチーズなど)
主な栄養素とカロリー
プロセスチーズ 2切(40g中)
カロリー:136kcal
栄養素
たんぱく質:9.1g
脂質:10.4g
カルシウム:252mg
ビタミンA(レチノール当量):104µg
ビタミンB2:0.15mg
栄養と健康効果
たんぱく質→良質のたんぱく質を多く含んでいて、、熟成と共にアミノ酸に分解されていくので、消化がよく、効率的に吸収されます。各種アミノ酸がバランスよく含まれます。
脂質→、豊富なビタミンBのおかげで速やかに吸収され、エネルギーに変化。太る原因になりにくく、消化吸収されやすくなっています。
ビタミンA→皮膚や粘膜、目のビタミン。
ビタミンB2→代謝を促し、細胞の新陳代謝を助けます。
カルシウム→骨を作り神経・血圧のバランスを調節します。
その他
お酒を飲む前にチーズ・・・とは?
チーズの主成分であるたんぱく質が製造工程で発酵・熟成中に作りだすアミノ酸は、肝臓の働きを助け、アルコールの分解を助けます。