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体によい食べ物

しじみ

しじみは、マルスダレガイ目シジミ科に属する二枚貝の総称で、淡水や淡水と海水が入り混じるところに生息しています。土用の丑といえば、ウナギですが、夏の土用は暑さで弱りがちな体のために、滋養のあるものを食べる風習があります。ウナギ以外にもしじみは、昔から「土用しじみは腹薬」と言われるほど体によく、肝機能を高めることでも知られています。

旬:通年(真しじみは冬)
選ぶポイント:貝殻が割れていなくて、口をしっかりと閉じ、ツヤと光沢のあるもの。
保存方法:冷蔵保存。砂抜きしてよく洗い、冷凍保存。
種類:真しじみ 瀬田しじみ 大和しじみ

主な栄養素とカロリー

100g中
カロリー:51kcal

栄養素
カルシウム:130mg
鉄:5.3mg
βカロテン当量:120µg
ビタミンB12:62.4µg

栄養と健康効果

良質なタンパク質で低脂肪・低カロリーです。

遊離アミノ酸のオルニチンが含まれます。オルニチンは尿素回路で重要な働きをしますが、疲労の元となるアンモニアの解毒を促進し、肝機能を高め、さらに肝臓のエネルギー産生が促進され、全身の疲労も解消できると考えられています。

タウリンも多く含まれ、血圧をコレステロールを正常に保ち、肝機能を高めます。

βカロテンには抗酸化作用があります。

赤血球の生成に働くビタミンB12、ヘモグロビンの構成成分の鉄が豊富で、貧血予防に働きます。

その他

しじみは淡水や淡水と海水が混ざった場所に生息するので、殻をこするように流水で洗って表面の汚れを取ってから、しっかりかぶるほどの真水かごく薄い塩水(水の1%程度の塩を加える)につけて、数時間おいて砂抜きします。

しじみは、冷凍保存することができ、さらに冷凍保存すると栄養豊富になりおいしくなります。冷凍すると、しじみに含まれるオルニチンが何倍にも増え、細胞が壊れ、旨み成分も出やすくなります。

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