リフティングマグネットに使われる、「ネオジム磁石」とは?

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リフティングマグネットに使われる、ネオジム磁石とは?

リフティングマグネット本舗には、時々、「ネオジム磁石とはどんなものですか?」というご質問が寄せられます。
一部の方には、小学校の時に使った磁石のようなものを思い浮かべておられる方もおられます。
そこで、このページでは、「リフティングマグネットの原料となる、ネオジム磁石」について解説させて頂きます。

小学生ころ理科の実験で、N極やS極が赤や青に塗られた、U磁石や棒磁石を使ったことがあると思います。あれらは酸化鉄を材料とした、フェライト磁石といわれるものです。

では、ネオジム磁石とは何かというと、その名の通りネオジムを使用した磁石になります。ネオジムはレアアースの一種で、鉄の300倍以上の価格がする非常に高価な鉱物です。
1984年に開発されたネオジム磁石は非常に磁力の強い磁石で、永久磁石では今現在一番の磁力があります。その強さはフェライト磁石の8倍あり、単純に磁力を求めるのならば、大きさは8分の1で済むことになります。

DVDやブルーレイの駆動部分や、携帯電話のバイブレーション部品、電車やハイブリッドカーなど電気によるエンジン駆動には磁石が使われているのですが、ネオジム磁石の出現により軽量小型化が進み、これらの電気製品には欠かせないものになりました。
そのためネオジム鉱石の世界の総産出量98%を担う中国が、輸出制限をかけた際には相場が4倍以上になるなど、非常に需要のある鉱物のひとつです。

「都市鉱脈」という言葉はご存知でしょうか?最近、ニュースや新聞などでも特集されたりしているので、ご存知の方もいると思います。
パソコンや携帯の基盤には金が、モーター部分にはネオジム磁石やジスプロシウム磁石が使われており、機種変更や故障で使われなくなったこれらは回収すれば相当な量になるため、都市鉱脈といわれています。

このことからも、ネオジム磁石はとても高価で需要のある磁石であることが分かります。
リフティングマグネットの価格が高いのも、貴重なネオジム磁石が用いられているからだと言えるでしょう。

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