口の臭いの種類

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口臭-口の臭いの種類

口の臭いには、「口の中から発生する臭い」「胃腸から発生する臭い」「耳鼻科領域から発生する臭い」「呼吸器領域あら発生する臭い」「代謝の異常により発生する臭い」などがあります。
このページでは、それぞれの臭いについて解説します。

1、口の中から発生する臭い
息が出てくる際に、必ず口を通過します。
つまり口で臭いのモトがあると、ダイレクトに口臭の原因となるわけです。
口の中で口臭の原因となるのは、
・舌の表面に付着した舌苔
・歯に付着した歯垢
・歯茎の炎症、歯槽膿漏
・虫歯から発生する悪臭
がります。
一つでも原因があると口臭が発生しますので、それぞれについてしっかりと対策をすることが大切です。

2、胃腸から発生する臭い
胃腸も口臭の原因となります。
胃から発生する口臭は、「もどり臭い」です。
腸から発生する口臭は、「腸の中の細菌から発生する悪臭」が発生の要因になります。

3、耳鼻科領域から発生する臭い
耳鼻科領域の中でも、口臭の原因となりやすいのは鼻の奥の「副鼻腔」という部分です。
副鼻腔は鼻の奥にある、骨と骨の間の空洞で、膿がたまりやすくなっています。
ここに炎症がおこり、膿がたまった状態を「副鼻腔炎(蓄膿症)」と言います。
膿がたまって臭いを放ちますので、それが口臭につながります。

4、呼吸器領域から発生する臭い
肺の内部で炎症が起こり、慢性化すると呼気が膿の臭いがします。
この口臭を改善するためには、肺の治療がもっとも重要です。

5、代謝の異常により発生する臭い
糖尿病や肝硬変、慢性腎不全など、代謝の異常があると口臭につながります。
体内で酸が合成されたり、悪臭を放つ物質を解毒できないことがその原因です。

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